どうも、こんにちは、わたくし宇佐次と申します。
野良猫として気ままにさまよっていたところ、保護をされ、縁あってこの西表島モンスーンとかいう宿にもらわれてきたのであります。
そして今は何故か桃のネットを被せられていますが、飼い主たちが楽しそうに笑っているので、しばし我慢をして被っといてあげます。
普段おいしいカリカリ飯を頂いているのでこれくらいのサービスはなんでもございませんです。はい。
こちらがこの宿のオーナー亀爺。犬好きだから猫は好きではないと伺っておりましたが、意外と友好的なのですよ。
わたくしの魅力のせいでしょうか…
庭ではスタッフえりと馬が走り回っていますが、
わたしは遠巻きに見ていることにいたします。馬はまだちと怖いですね。あの方々は大きすぎるし鼻息の風圧が恐ろしいほどなのですよ。
最近は女将さんの畑仕事のお供をすることもしばしば。
ナスの木の下では土がひんやりしていて気持ちが良かったのですが、この後アリに噛まれて飛び上がりました。
島唐辛子の木の下はなかなかいい木陰でしたが、上を飛ぶ小鳥たちが気になってしまって、昼寝どころではなかったですよ。
先日は飼い主たちから隠れて驚かしてみようと飲み物の箱に潜んでいたのですが、いつのまにか眠ってしまい、
寝相が悪く、だんだん箱から出てしまい、
ついに完全に顔が出て…
皆がクスクス笑っているので目が覚めましてね、ちょっと恥ずかしかったですよ。はい。
眠りやすい箱もいろいろあったりして、なかなか面白いところです。
ここはいろんな人が出入りして、そのたびに撫でていくので、なでられるのが嫌いでない私には、楽しいところですよ。
わたくしいつでも暇してますのでね、いつでも接客しますのでね、いつでもじゃれに来てくださいましな。
イリオモテイエネコの、宇佐次です。以後お見知りおきを。
口数の多い看板猫です。
☆Aya☆