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【2020年12月3日】の記事

南の海の現実2020年12月3日

先日は近所の浜でビーチクリーン。
小さな浜から続く林の中に、流れ着いた大量のペットボトルと発泡スチロールとプラスチックのゴミゴミゴミ。
砂浜にペットボトルのごみ
あっという間にt袋が何個も満タンになって行く。
ビーチクリーンで集めたごみ
落ち葉や枝より多い、細かく細かく崩れたプラスチックと発泡スチロールで砂が見えない。
このまま風と波に揉まれてマイクロプラスチックになった後、小さな生き物達を苦しめて、やがて私たちの胃袋にも入る。
あらゆるところに散らばったマイクロプラスチックを、私達は知らず知らず、1週間にクレジットカード1枚分も食べているらしい。
拾いきれない漂着ごみ
ポイ捨てはいかんよね〜、とか、ゴミ拾いは偉いよね〜、とか言うレベルの話じゃない。
生活から出た様々なゴミの残骸が、美しい自然の中で拾い集められないほど散乱しているのを目の当たりにしたら、これはもう、ただ拾い続けていればいいって規模じゃ無いって肌で感じる。一人一人の生活と意識から変える以外無いよなって、痛感する。何も考えずに消費し続けた私たちが作った景色。
浜辺の発泡スチロールごみ
なるべく無駄なプラスチックを出さないような買い物をする。環境に負荷の少ない商品を選ぶ。
まずは自分から。
エコな商品はまだまだ高い。でもみんなが買う様になればそれがスタンダードになって値段だって変わっていく。安かろう体に悪かろう地球にも悪かろう、が、売れなくなっていけば、作り手も変わらざるを得ない。
真実を知るほどに、無知で何も考えずにいた頃に比べて買い物が少し面倒になる。いちいちパッケージの素材や原材料が気になる。
でも、環境や生き物や人体の事を考えてくれている商品を見つけると嬉しくなる。
買い物は投票。いい商品に、応援したくなる生産者に、一票を入れたい。
嫌にならない様に楽しんで続ける。
まずは自分から。自分のスタンダードから、変えていこう。

美しい西表島の海の現実。
浜辺の惨状を見て思ったこと。
でした。
 
☆Aya☆
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