クチナシの花2007年4月4日
【3月30日 ピナイサーラの滝上】
クチナシ(アカネ科)
とてもいい匂いの花ですが、とても大きい!
子供の手と同じくらいの大きさで、地面に黄色く変色した花が落ちてると
『なんじゃ こりゃ~』と言う感じになります。
観賞用としてお庭に植えている人もいると思いますが、結構花の形が違うかもしれません。
品種改良したバラのようなクチナシもあります。
沖縄のクチナシは大きいです。
写真にある西表島のクチナシは、高さ5メートルくらいにもなります。
果実は【山梔子(さんしし)】と呼ばれ、黄色の着色料として繊維を染めるのに使われたり、
タクアンの色づけなどの食品にも使われてたり、薬用としても用いられているそう。
和名の【口無し】は、実の口が開かないから とかいろいろと説があるみたい。
この花に出会ったら、まずは匂いを嗅いでみてください。
ちなみに、学名はjasminoides『ジャスミンのような』の意味だそうです。
私の母がよく、『クチナシの花のぉ~ 花の香りがぁ~♪』と演歌の歌詞の、
そのフレーズばかり歌っていたので、初めてこの花を見た時は
思わず心の中で歌ってました。
そのフレーズばかり…。
だって、その先の歌詞がわからないですからア~♪ 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。