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セマルハコガメ~室内物色2007年6月11日

【6月9日 モンスーン内】 この癒しの宿モンスーンの廊下に何かが動いています。わかりますか?? P6090369~.jpg
なんと、廊下の端を『セマルハコガメ』が歩いていました。かわいいですね~。 P6090355.jpg
セマルハコガメ(ヌマガメ科) P6090379.jpg
このカメさんは国の天然記念物に指定されている珍しいカメさんですが、 西表島では山や民家周辺でもよく見かけます。 甲長は18センチくらいで、首筋が金色になっておりとても美しいです。 外敵から教われると、頭・脚・尾を甲羅の中に引っ込め、 さらにお腹側の甲羅がパタッとフタをするように折れ曲がり、箱のフタを閉じる様な感じです。 そして、背甲が丸くもり上がっている。 だからセマルハコガメ という名がついたのでしょうかね~ たまに引っ込めないのもいたりするのは、太りすぎ?… P6090365.jpg
セマルさんのカッコイイところは、頭を引っ込める時の音! 『シュバッ!!』っと鋭い音を出しながら、すごいスピードで頭引っ込めます。 この音は、マトリックスの船のドアが閉まる時の音。 かわいいところは、一生懸命斜面を登っているのですが、脚を踏み外しコロコロコロ~っと落ちて行く様子。そしてまたチャレンジするところが可愛らしい。 こちらは、6月8日に山の中で発見しました。 甲羅(左前脚付近)に穴があいていて、大きな鳥に突かれたような感じでした。 でも、ちゃんと歩いておりました。早く復活すると良いですね。 070608_1524~0001.jpg
セマルハコガメは天然記念物だけど、海外からの輸入でペットとして飼ったりしている人もいたりします。でも、台湾や中国からの輸入が制約されて、最近では珍しく高価なペットになっているようです。 雑食性で、昆虫や果実を食べたりするのですが、モンスーンの庭に埋めている生ゴミをよく食べにきます。こないだはキャベツを食べていました。親子で背中に子供を乗せている時もあります。 廊下を歩いていたセマルさんをスタッフ3号ガッツが狙っておりましたので、 食べられる前に外へ連れて行きました。 その際、持ち上げると5回に分けてフンをポタポタと発射いたしました。 そのフンをガッツが舐めるかな~と観察していたら、鼻の悪いガッツは気付かずゴミ箱の周辺にある汁をお舐めになっておりました。 雑食性のフンはどんな香りなのかとさっそく嗅いでみたところ… セマルさんのフンは…やはり臭かった。。。フンは糞。
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