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イワサキクサゼミ2020年5月9日

リュウキュウアカショウビンの声で目を覚まし、昼はカンムリワシが鳴きながら頭上を旋回し、
リュウキュウメジロがバナナの花の蜜を吸い、イシガキヒヨドリがやかましく鳴きながら畑のトマトを狙っている。
とても賑やかな初夏の庭で、さらに大合唱が加わりました。
蝉の季節が長い西表島で、一番最初に鳴きだすのがこの、「イワサキクサゼミ」。

御覧の通り、なんとも小っちゃい!日本一小さな蝉なんです。体長13㎜~25㎜。
今日は緑の個体と黄色の個体が並んでハイビスカスの木に止まっていました。
緑の個体は多く見るのですが、黄色に出会ったのは私は初めて!色づく葉の多いところでは擬態しやすいように黄色の個体も現れるのだそうです。
確かに、緑と黄色、それぞれに合った葉に止まっていますね。

イワサキクサゼミ

警戒心も強くないので、私の荒れた指が近づいてもちっとも動じません。このまま指に乗ってくれそう♪
黒い体には金色の微毛がついているため、日の当たり方によってはきらりと光る感じ
。 小さいけれど美しい体で、立派な音を立てます。ジジジジジジジジジジジジジジ。

初夏の庭ではセマルハコガメさんもよく現れます。庭どころか宿の中まで!これこれ、あなたはお庭に居なさいな。
びっくりして首を引っ込めておなかの甲羅もピタッと閉める。セマルハコガメの秘儀、完全シェルターの出来上がり。

天然記念物セマルハコガメ

気持ちいい風が吹いて最高の朝日が昇る西表島モンスーンの庭。日の出とともに生き物たちの賑やかな大合唱の始まりです♪

朝日の見える民宿

☆Aya☆

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