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西表島初夏の花たち2021年5月18日

5月、西表島のジャングルを歩くと頻繁に甘い香りが漂ってくる。

この香りの出どころは、ヤシ科のコミノクロツグの花。

コミノクロツグの花

海ブドウのお化けのようないでたちのオレンジの花は、金木犀に似た良い香りを放ちます。

コミノクロツグの甘い香り

足元にはささやかな白い花、コウトウシュウカイドウが揺れています。

コウトウシュウカイドウ

この花の形、町の花屋で見たことあるわ、という方も多いのは、ポットで良く売られている「ベゴニア」の原種といわれているから。

ベゴニアよりも株の下の茎が長く、ここは齧ると目が覚めるほど酸っぱい味がします。

そしてこの季節、道路わきや庭先など、島のあちらこちらで目にするのが、月桃の花。

月桃の花

お茶になったり香料になったり化粧水になったり、食品に敷いて使ったりと、用途の多いこの植物、花も見ごたえがあります。

葉に包まれた花房が出てきたところ。

月桃の蕾

蕾の先の淡いピンクが桃まんじゅうを連想させる。

月桃の花

月に桃、という美しい名はこの花の姿から来たようです。

そして今西表島モンスーンの玄関先には、ピンクの花たちがワッサワッサと競うように開花中♪

アデニウム

大輪のハイビスカスと、ブーゲンビリア、そして砂漠のバラ「アデニウム」。

南国のピンクの花

ポストしたの小鉢も頑張っています。

ポストと花

玄関先に眩しいピンク、今日も元気が出ます♡

 

☆Aya☆

最近の看板猫とサキシマハブ2021年5月15日

最近の看板猫宇佐次は暑さでダレぎみ。でも、涼しい場所を見つけるのは大の得意。
彼がいるところはその時間最も涼しいところ。
ある日の晩ガサゴソと賑やかな音がするので台所の段ボールを覗くと、庭で獲れたパパイヤをホールドしてグルグルじゃれ廻っている。

しばらくして落ち着いたと思ったら腹に敷いて温めている…

それ、温めても孵らないよ…汗

満足げな顔…

最近は夜の散歩で用を足すのが日課。

砂場を見つけては念入りに掘って掘って…

そしていつも馬に見つめられている…

そんなに見つめられると出したいものも引っ込んじゃうよ…

猫のおしっこ

馬の視線にビビりながらも用を足して帰る途中、宇佐次が何かを狙っては後ずさりして、警戒しては近づいてと、不審な動きをしている。
さては危険生物を相手にしているな、と、電気を向けると、

やっぱりいた!サキシマハブ結構デカいよ。

サキシマハブ

西表島に生息しているこのサキシマハブは、沖縄本島にいるハブよりもおとなしく、毒性も弱いのですが、毒は毒。

前任の看板猫チャンも戦いを挑んで噛まれた顔が倍の大きさになって2週間を過ごしました。

カエルが多いモンスーンの庭にはそれを狙ってこのハブがよく出てきます。

皆様夜間は足元を照らしながら歩きましょうね。

 

☆Aya☆ 

夕方カヤック2021年5月14日

少しいつもと違う時間に、マングローブカヤックをしてきました!!
この日の場所は、沖縄県で一番長い浦内川です。

さぁ、この日はサンセットが見られるかな?時間がまだ早かったのでまずは浦内川の第一支流、ウタラ川へ!!

昔の橋の下をくぐります。炭鉱時代に使われていた橋です。

西表島には多くの炭鉱があり、明治19年から昭和の戦後まで採掘されていたそうです。

少し炭鉱跡を歩いてみると、フトモモの花が咲いていましたよ。甘い香りがし、実は食べられます。

そろそろサンセットかな。ウタラ川から浦内川本流へ戻ります。

川沿いではシラサギが獲物を狙ってます。頑張れ〜

さて、サンセットは??ちょっと微妙かな。でも、これはこれで幻想的で綺麗だね♪

えりぃ。

一番人気のピナイサーラの滝1日コース2021年5月5日

ゴールデンウィークも後半に入り、一時期の混雑も落ち着いてきました。
少し空いてきたピナイサーラの滝の上で、皆でのーびのびでリラックスできるくらい。
本日子供の日だけれど、今日のお客様は大人大人大人大人。

滝の上は危険個所がいっぱい。

断崖絶壁の際で立ち上がるのは禁物。

這いつくばって滝つぼを見下ろす。「ウォー!高い~!」
恐怖の雄たけび上がっています。

しかし海まで見えて絶景!

滝の上の眺めのいいところでお昼ご飯を食べて、清流で涼んだら、

今度は滝つぼまでトレッキングだよ♪

滝つぼでやっと子の滝の全貌を拝めます!長い!

沖縄県一の行程さ55ⅿを誇るピナイサーラの滝。

映える岩場から降りるときの彼氏さんのさりげないサポートが素敵♪

あ、そこそこ。腰のツボ!

もうだいぶ暑い気候だから、もちろん滝つぼにも飛び込んで、ミニミニ滝修行も楽しんで♪

激しい水流に、もはやだれが浴びているのかわからない笑。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

誰もいないピナイサーラの滝壺。

iphoneの高角カメラ機能すごいな~。

炎天下の午前中を経て、帰りのカヤックではちょっと雲行き怪しくなってきました…

わ~!スコールだ~!

ちょうど身体暑くなってきていたから気持ちいいくらいね~。

スコールの歌を歌いながら雨の中陽気に漕いでる楽しいカップルさんたち。

西表島カヌー

全天候型で盛りだくさんのピナイサーラの滝1日コース。

今日も楽しかったな~♪

 

☆Aya☆

滝つぼに飛び込め飛び込めGW2021年5月4日

ご家族連れでにぎわう西表島のゴールデンウィークです。 もう暑い暑い暑い!カヌーで、トレッキングで汗をかきかきたどり着いた滝つぼで、そりゃみんな飛び込みます! 一番乗りは元気印の小学生!イェ~い!こりゃ腹うちザブンだね‼‼笑 滝つぼに飛び込む お父さんだってたまらずジャブンです!ヒョ~っ! こっちのお兄ちゃんだって負けずに大ジャンプだ!

ずっと怖がっていた最年少の妹ちゃんも、低いところからお父さんに向かってジャンプだ!気持ちいぃ~♪

そして滝つぼに浮かびながら滝を見上げる、至福の時♡

滝に一番近いところで兄弟そろって自撮り。仲良しね♪

兄弟で楽しむ写真

今日ご参加の2組のご家族様。皆が楽しそうで、ガイドも笑顔になっちゃいます。

行きでは2人乗りのカヌーだったけど、帰りは一人乗りに挑戦。

緊張の面持ちが初々しくていいなぁ♪

この後どんどん調子が上がって誰も追いつけない爆走独走を見せてくれた彼。

たった半日ですごい成長。とっても素敵でした。

西表島カヌーツアー

成長したり挑戦したり笑ったりリラックスしたり、西表島のジャングルで、家族の笑い声が響く、幸せなゴールデンウィークです♪ ☆Aya☆

GWのピナイサーラの滝ツアー2021年5月3日

ゴールデンウィークが始まっていますね~。
親子連れ様も多くなってきて、西表島の滝も賑わっております。

今日はピナイサーラの滝1日ツアーへ!

こんなジャングルを歩いて…

たどり着くのは絶景の滝の上!

ジャングルツアー

たどり着くのは絶景の滝の上!

今カヌーで漕いできた川も海も、隣の鳩間島まで丸見えです♪

お父さんとちびっ子達は岩の割れ目のオタマジャクシに夢中。

もうちょっと上流にはこんな緑が豊かな場所もあります♡

苔むした沢沿いの緑が美しい岩場。ジャングルだな~。

山道を下って今度は滝つぼに到着です。

ちょっとジャングル側から撮るとまた雰囲気がいい!沖縄県で一番落差のある滝、ピナイサーラの滝です。

誰もいないタイミングを見計らって滝と滝つぼもばっちり撮れました♪

西表島滝ツアー

陽ざしが強くなってきた西表島、滝日和ジャングル日和が続いておりますよ~♪

 

☆Aya☆

パーフェクトゆつん!!2021年4月21日

4月に台風が来るのっ!?なんて思っていたら、進路は西表島からぐーんっと曲がってしまいましたね〜

2日程前にユツン滝トレッキングへ行ってきました! この日は風は強かったですが、空は青く水量も悪くなく、景色が最高でした。 滝上からの景色もホントに綺麗。海も青いです!

この日は滝の上に綺麗な蛾が多い!!

美しい蛾、サツマニシキ!!6、7匹が滝の上にいます。珍しい〜

こちらも綺麗な蛾。キオビエダシャク!

ミツバチもいます。

道中には私の大好きな花、サクラランも沢山咲いていましたー。

帰りにちょっと寄り道して、マヤロックへ!!

だんだん生き物や花が増えてきてジャングルがカラフルになってきましたよ〜

えりぃ。

トマトトマトトマト!2021年4月16日

庭の畑でトマト大豊作中です!

ミニ、中玉、大玉、おまけのゴーヤ。

毎日これくらい採れるので、食べるのに追いつかないほど~!

冷凍したり煮たり焼いたり、トマト料理が楽しい毎日♪

冷凍した後は、皮むきが超簡単で感激です!

わぉ!超グラマラスなトマト↓

あまりのデカさに宇左次も興味津々。

まだ見てる!笑

畑にはまだ青い実もどっさりあるある♪

右側のスペースは、購入した苗達なのですが、左のスペースは勝手に生えてきたプチトマトたち!

何もしていないのにジャンジャン伸びて、毎日籠2杯ほども獲れちゃう。

恐るべし野生の力。ありがたい自然の恵み!味は、なんと買った苗の子たちよりも濃いのです!

どんどん茂ってくるトマト畑。

馬糞と生ゴミコンポストの力も借りて、伸びる伸びる採れる採れる♪

沖縄自然栽培

台風2号が発生してゆっくりゆっくりこちらに向かっているようです。

畑の野菜たちが心配だなぁ…

 

☆Aya☆

イリオモテヤマネコの日2021年4月15日

4月15日は「イリオモテヤマネコの日」って、知っていましたか!?

1965年の4月15日にイリオモテヤマネコが新種だと認められたので、この日がやまねこの日になりました。

世界でこの小さな西表島にしか生息せず、その数は推定100頭。

希少な絶滅危惧種なので、なかなかお目にかかれない…

8年も住んでいる私は未だにしっかりとお目にかかったことがありません。涙

そこで今日は我が家のイリオモテイエ猫ネタで。

何やらバスタオルに包まれて神妙な面持ちのイリオモテ家猫宇左次。

どうしたのかというと、右頬に謎のこぶができてどんどん大きくなってきたので、獣医さんに往診してもらったところなのです。

ほら。右頬のこぶ、見えますか?こぶとり爺さんみたい…

どんどん大きくなってしまいに血まで出てきました(*_*)

どうやらひっかき傷から黴菌が入り、血膿がたまっていたようです。

獣医さんが手際よく切開&洗浄。

血膿が飛び散って本人もびっくり仰天。

びっくりして少し暴れましたが、膿ができってしまうとすっかり落ち着いて、

返り血を拭いてくれる獣医さんを見つめてる。

すっかり腫れもなくなってすっきり。

顔回りシュッとしたね♪

イリオモテイエ猫

うちのイリオモテイエネコは、今日も元気いっぱい走り回っています♡

 

☆Aya☆

ヤエヤマコンロンカ2021年4月10日

春休みの混雑も落ち着き、ジャングルにも春の花が咲き始めています。
写真は、花が星型のコンロンカ。大好きな花、お客様も「かわいぃ~!」と驚いてくださるので紹介するのも楽しい。

コンロンカ属というのはアジアやアフリカ、マダガスカルなどの熱帯や亜熱帯エリアに広く分布し、

その種類は200種類以上に上るそうです。

ここ西表島で見られるのは、このヤエヤマコンロンカ。

白い葉のような部分がこの植物の咢。これが広げたハンカチのようだということで、別名ハンカチの花とも呼ばれているようです。

コンロンカは漢字で書くと「崑崙花」。中国の架空の山崑崙山に積もる雪からきた名前だという説もあり、ちょっと神秘的。

涼しげなつる性の植物ですが、この花を見ると、「あ、もうすぐオンシーズンが始まるんだな…」と毎年思う。夏の足音を感じる花です。

ほかにも、甘い香りのクチナシが咲き、日本一小さいヒメホタルが乱舞するのも今月いっぱい。

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小さな生き物と植物から、西表島の春を感じる4月です。

 

☆Aya☆

 

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