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【季節の動植物シリーズ】カテゴリーの記事

日本最大のトカゲ2007年3月24日

【3月22日(木)ピナイサーラの滝つぼ付近】 キシノウエトカゲ(スキンク科) 国指定 天然記念物 キシノウエトカゲ
滝つぼの帰り道に発見! 日本最大のトカゲで、林や道脇でもたまに見かけます。 でも、30cm以上あって大きいので、発見すると毎回ハッとします。 この時は、暖かかったので日向ボッコしてたのかな~。 写真撮り終わると、『撮り終わったぁ?』 みたいに動きだし どこかへ行ってしまわれました。 いい日だぁ~♪  西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

巨大なシレナシジミ2007年3月19日

【3月18日 ヒナイ川上流 カヤック置き場】 シレナシジミ(シジミ科) シレナシジミ
巨大だぁ! 手のひらサイズのシジミです。 こちらは、ツアーのお客さんがカヤックを降りるときに見つけました。 マングローブ林の泥地に生息していて、別名ヤエヤマヒルギシジミとも言われています。 殻は大きいのですが、身は小さい。 味は…まだ食べた事がないのでわかりませんが、食べれるそうです。 同じ場所に置いておいて、帰りに何処まで進んでいるのか確かめてみたのですが… 帰るときには何処かへ行ってしまわれました。 『シジミよりも、手の黒さの方が気になりま~す』 そんな声もちらほら聞こえそうですが、主役はシジミです。 よろすく。

キバウミニナとモッコリモドキ2007年3月18日

【3月16日 ヒナイ川付近の干潟】 キバウミニナ(ウミニナ科) キバウミニナVSユムシ
マングローブの葉が大好きな日本最大のウミニナの仲間。 名前の由来は、先端が尖っているので“キバをもつウミニナ”ということらしい。 殻の長さが10?以上はある大きなカラダを動かし、干潟のあちこちを徘徊している。 まるで風の谷のナウシカに出てくる“オウム”を思い出させる光景だ。 写真は、『ユムシを食べるキバウミニナ』です。 決定的瞬間を目撃した! ユムシ…食べるんだ…食べてるのぉ? もがくユムシをニョキッと出した口で押さえつけているようにも見えた。 あの早いユムシの動きをどう取り押さえたのかっ!見たかったぁ~ 【3月18日 ピナイサーラの滝上】 モッコクモドキ(バラ科) モッコクモドキ
梅のような白い可愛らしい花が、滝の上でも咲き始めました。 私はこの花が咲くのを楽しみにしていました。 なぜなら… 西表に住み始めた頃、植物図鑑を見ていたら この花が載っていてキレイだなぁ~と名前を調べると… なんとっ! 【モッコリモドキ】 と載っているではないかッ! モッコリモドキ…どんな花だろう。 そんな、名前の読み間違いからとても興味がわいた花でした。 ちゃんちゃん 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

ヤエヤマウズグモ2007年3月17日

【3月14日(水)ピナイサーラの滝つぼ付近】 ヤエヤマウズグモ(ウズグモ科) ウズグモ
アカギの木の陰に渦巻き状になったクモの巣を発見。 なぜこのような形にするかというと、 渦巻き状は隠れ帯となっていて、自分の姿を敵から隠すため、だそうだ。 渦巻きの後ろには小さいクモがひっそりと隠れていました。 渦巻きの糸の周りには細い糸が張られて、獲物はそれに引っかかるのだろうなぁ。 “鳴門” みたいで、すごくユニーク!! 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

幻の花 セイシカ2007年3月17日

【3月11日(日)ヒナイ川上流】 セイシカ(ツツジ科) セイシカ
セイシカ(聖紫花)の花が咲き始めました。 山の渓流沿いの急斜面などに咲くので “幻の花” とも呼ばれたりしています。 新聞にも載っていたのですが、森林伐採の影響で野生のセイシカの数が減少しているそうです。 セイシカの花をよく見ると、花びらの一枚に斑点模様がついていて、とっても美しいんです。 この花の名付け親はすてきな感性を持っているな~と思いました。 ちなみに、モンスーンにいる馬の “セイシカ” は、 今時期に生まれたので、この花の名前をつけました。 花と同じように清楚な美しい馬です。名付け親のジィはセンスありますね! 【3月16日(金)モンスーン近くの農道】 ゲットウ(ショウガ科) ゲットウ
近くの農道をガッツと散歩してたら、ゲットウ(月桃)の花を見つけました。 モンスーンのおにぎりの下に敷いているのが、このゲットウの葉です。 餅を包むのによく使われる葉ですが、草木染めや石けんなどにも使われています。 葉は独特の香りがして、なんか体に良さそうな匂いがします。 名前の響きが、かっこいいなぁ~。 ↓ パイナップルもできて来てます。 パイナポー
初めてパイナポーが育っているところを見た時はびっくりしました。 こんな風に育って行くんだ~。バナナの次くらいの驚きです。 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

春っぽくなった西表島。2007年3月10日

【3月8日(木)ピナイサーラの滝上】 ヤエヤマウツギ(アジサイ科) 西表島固有種 RDB掲載種 ヤエヤマウツギ
雨が続く西表島に、春を感じさせる花たちが咲き始めている。 ピナイの滝上へ到着すると、滝が流れているすぐそばの岩場から この白くて可愛らしい花がお迎えしてくれた。 花の匂いは雨のせいなのか、私の鼻が悪いせいか何も匂いがしなかった… 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

ハラユキの成長日記2007年2月27日

これは何でしょう? これはなんでしょう
正解は… 2週間前くらいに、お客様のリュックの中に隠れていた… 【マングローブ(オヒルギ)の種子】 でした! マングローブの胎生種子
見つけて、そのまま水の入ったペットボトルに入れておいたら 根が出始めました。 後方にある葉のついたものは、この種子が成長したものです。 大きくなって、モンスーンをマングローブの宿にしておくれぇ~♪ ちなみに名前は 【ハラユキ】。 今はいない元スタッフ4号に捧げる。(プッ) これからも、この【ハラユキ】の成長をブログに載せていきま~す。 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

双子のマングローブ2007年2月22日

【2月18日(日)ウナリ崎】 ウナリ崎付近を散歩していると、紅紫色のかわいい花を発見。 まるで タンポポの色違いだ。 イリオモテアザミ(キク科) イリオモテアザミ
西表島ではハマゴボウと呼ばれ食用にされています。 ゴボウの花に似ているとか。 根は細かいゴボウのような感じで、ゴボウと同じように調理するとよいそうです。 ちなみに葉軸も食べれるそうです。 【2月20日(火)ヒナイ川】 西表島といえばジャングル。 その中には沢山の滝が流れています。 このヒナイ川の元となっている“ピナイサーラの滝”は 沖縄県一落差があり、迫力満点の滝です。 最近は雨がよく降るので川は増水して大迫力。 滝の上からは、雨が沢山降らないとほとんど見えない 滝があちこちにできていた。 ピナイサーラ滝上(2/22) ツアーの帰りヒナイ川を下っていると水面にプカプカと浮かぶマングローブの胎生種子。 通常、一つの花から一つの種子が出てくるのだが なんと、双子の胎生種子を発見! オヒルギの胎生種子(ヒルギ科) オヒルギの胎生種子
マングローブの胎生種子は母樹から落ちると水に運ばれ 条件の良い泥地に刺さると、根を出し成長して行きます。 双子のオヒルギはどんな成長をして行くのでしょうか。。。 西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、写真と日記で大公開!西表の自然ガイド・カヌー・ツアー・シュノーケル・乗馬・フレンチブルドッグのガッツ情報・癒しの民宿・秘話など。

イリオモテヤマネコの糞発見!2007年2月9日

西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、気ままに写真と日記で赤裸々に大公開!西表島の自然ガイド・カヌーツアー・乗馬・ガッツ情報・秘話など。 【2月6日 西表島ナダラ川上流】 ここは、あまり人が入り込んでいない感じでワクワクドキドキだ。 シマオオタニワタリ(チャセンシダ科) 訂正→ヤエヤマオオタニワタリ☆ ヤエヤマオオタニワタリ
岩の上で育っていますが、養分の摂り方がすごい! 大きな葉を広げ、その葉の中に落ち葉をためて栄養分にしているのです。島では新芽を食用にしています。天ぷらや味噌汁の具にしたりもします。美味しいんだなぁ~ サツマイナモリ(アカネ科) サツマイナモリ
冬になると花咲きはじめ、小さくてとってもかわいい花です。 イリオモテヤマネコの糞 イリオモテヤマネコの糞
西表島だけに生息する野生ネコ。 100頭前後しかいないといわれ、西表に住んでいてもなかなかみれない特別天然記念物。 この糞の中を見てみると、小さく細い骨と羽が出てきた。 どうやら鳥を食べた後の糞らしい。 聞いたところによると、ヤマネコの糞はすごくきつい臭いがするらしい。いわゆる人間にとってはクサイということだ。糞自体の臭いではなく糞になんらかのきつい臭いをつけて糞を出すらしい。縄張りを主張するためなのですかね。 この見つけた糞は白く固く、日にちがたっていたようなので臭いはしなかった。 すぐ近くでも糞を発見したので、この辺りにはヤマネコガよく出没するようだ。 んん~、見たいよイリオモテヤマネコ!

西表島に桜前線到来☆2007年2月6日

西表島に暮らすモンスーンスタッフが日々感じたり体験した事を、気ままに写真と日記で赤裸々に大公開!西表島の自然ガイド・カヌーツアー・乗馬・ガッツ情報・秘話など。 サクラほころぶ カンヒザクラ
ようやくサクラが開花した。今年のサクラは、9年ぶりの遅咲きだそうだ。(八重山毎日新聞) 今年は、温暖な日が続き昨日は最高気温を24.3度記録し、三月下旬並みの暖かさ。 西表島に咲くこのサクラは、「カンヒザクラ」(バラ科)と呼ばれ、本州で一般的に見られる「ソメイヨシノ」とは、異なる。 面白いことに、このカンヒサクラは、寒いところから南下し開花を始める。なので、沖縄本島の方が開花が実は早いのである!? サクラというと、南から北上していくイメージがあり、今まで、日本で一番八重山地方がサクラの開花が早いと信じて疑っていなかったが、かなりサプライズでした。
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