西表島でもアサリが取れるんです。 今日はガイド友達に誘ってもらって潮干狩り。 アサリというのに、イメージしていたのと違う貝がゴロリと出てきました。 この子の名前はアラスジケマンガイ。ずいぶん殻が厚いのだけど、これでもアサリの一種!
引き潮でガリガリ掘ったら出てくる出てくる♪
一晩砂抜きをして、酒蒸しでいただきました♪ 殻は分厚いけど中身は普通のアサリとあまり変わらないボリューム。
この日はオーナーが釣ってきたキツネフエダイも食卓に。
毎日島の恵みをいただいて幸せ♪ ☆Aya☆
月桃の花の季節になりました。 写真の通り桃のような色彩の蕾が名前の由来。 月に桃なんて、センスの良い名前ですね~。お隣の国台湾で命名されたようです。
花も食べられるのですが、主に多く使われるのは葉の部分。 抗菌作用があることから、刺身の下に敷いたり、餅を包んで蒸したムーチーという沖縄の伝統菓子も有名です。 葉や種を乾燥させて月桃茶にしたり、枕に入れて安眠効果、タンスに入れて防虫効果、と、用途は多様。 ショウガ科の植物で、葉や種は独特の爽やかな香りがあります。 下の写真は開花前の様子。花の蕾たちが薄葉に包まれて垂れ下がっています。
畑ではナスの花が咲き始めました。 内地では夏野菜の代表格ですが、ここでは春に植えた苗があっという間に実をつけるのは梅雨のころ。
コンポストエリアから生えてきたゴーヤもスクスクのびのび。
緑に囲まれて、コロナ自粛中も敷地内で植物に癒されている毎日です。
☆Aya☆
リュウキュウアカショウビンの声で目を覚まし、昼はカンムリワシが鳴きながら頭上を旋回し、 リュウキュウメジロがバナナの花の蜜を吸い、イシガキヒヨドリがやかましく鳴きながら畑のトマトを狙っている。 とても賑やかな初夏の庭で、さらに大合唱が加わりました。 蝉の季節が長い西表島で、一番最初に鳴きだすのがこの、「イワサキクサゼミ」。
御覧の通り、なんとも小っちゃい!日本一小さな蝉なんです。体長13㎜~25㎜。 今日は緑の個体と黄色の個体が並んでハイビスカスの木に止まっていました。 緑の個体は多く見るのですが、黄色に出会ったのは私は初めて!色づく葉の多いところでは擬態しやすいように黄色の個体も現れるのだそうです。 確かに、緑と黄色、それぞれに合った葉に止まっていますね。
警戒心も強くないので、私の荒れた指が近づいてもちっとも動じません。このまま指に乗ってくれそう♪ 黒い体には金色の微毛がついているため、日の当たり方によってはきらりと光る感じ。 小さいけれど美しい体で、立派な音を立てます。ジジジジジジジジジジジジジジ。
初夏の庭ではセマルハコガメさんもよく現れます。庭どころか宿の中まで!これこれ、あなたはお庭に居なさいな。 びっくりして首を引っ込めておなかの甲羅もピタッと閉める。セマルハコガメの秘儀、完全シェルターの出来上がり。
気持ちいい風が吹いて最高の朝日が昇る西表島モンスーンの庭。日の出とともに生き物たちの賑やかな大合唱の始まりです♪
☆Aya☆
とっても静かなGWが、あっという間に終わります。 ステイホームな連休、皆様はいかがお過ごしでしたか? 八重山の離島では、ゴールデンウィーク期間中のフェリーが全面休航となり、島への出入りもシャットダウン。 これも医療機関の整っていない離島の人命を守る大切な対策でした。 観光のお客様のいないがらんとした海と山。 皆様がステイホームで頑張っている間に、自然のほうもメキメキと美しく復活を遂げている様子です。 相変わらず綺麗な海、思わず車を止めて見つめちゃいます。
休業中のモンスーンでも、小さな生き物たちが生き生きと歩き回っています。 人参畑では天然記念物のセマルハコガメがトコトコお散歩中。
この子はトイレの中まで入ってきていました!庭にお帰り。
馬の草を採りに行く途中の道では、ヤギの親子が通せんぼ。
帰ってくるとモンスーンの庭では馬たちが草を食む食む。
こっちも食む食む。
モンスーンの庭は芝刈り機いらず♪ 今までにない静かなGWが終わり、フェリーも明日から減便ではありますが動き始めます。
それでもまだまだコロナの終息には至らず、モンスーンの自粛も続きます。 皆様も、いましばらく、ご旅行は我慢。辛抱の時ですね。 我慢した分、次にお会いできた時の喜びは大きいと期待して、今日もモンスーンの平和な一日が暮れて行きます。
☆Aya☆